ペーパークラフト ファセット 日本の名城シリーズ 復元 創建時 福山城 1/300(40)

【復元 創建時福山城】
福山城は慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いのあと、西国の豊臣系有力大名の抑えとして、徳川譜代大名の水野勝成が元和5年(1619年)に備後10万石の領主として入封し築城した城である。
 元和8年(1622年)に竣工された天守は地上5階、地下1階で小天守付きの五重天守であった。当時、江戸幕府は大名が五重の大型天守を新築することは許可しなかったため、四重目の屋根を杮葺屋根(檜皮葺とも)とし、名目上は四重天守としたのではないかと考えられている。しかし、10万石の大名としては明らかに大きな天守であるうえに、将軍徳川秀忠より下賜された多数の伏見城の移築建物などを見ると幕府としてもかなり重要な城と認識していたことが伺える。
 天守は特に珍しく、北側の壁に厚さ3ミリの鉄板が張り付けられている。これは関ヶ原の戦いの頃より、戦に大砲が使われはじめたことによる。福山城は城の北側には山が連なっているため、そこから大砲で狙われるという弱点を抱えていた。高さのある天守は砲撃距離測定の目印となるため標的とされてしまう。その砲弾に耐えるための防御対策である。そして、時期は不明だが四重目の屋根は途中で瓦葺きに変更され、最上階は雨による腐食を防ぐためか、廻縁を含み板囲いが付けられていた。
 この、他に類を見ない天守は幕末の廃城令を生き残ったが、昭和20年(1945年)の福山大空襲で焼失してしまった。
 現在の天守は市民の寄付により、市制施行50周年事業として昭和41年(1966年)に再建されたものである。

ペーパークラフト ファセット 日本の名城シリーズ 復元 創建時 福山城 1/300(40)
商品コード: 5047045

復元 創建時の福山城を1/300サイズのペーパークラフトとして再現しました。

商品名:復元 創建時 福山城 40 ペーパークラフト 日本名城シリーズ1/300
設計参考資料:創建時福山城復元図(三浦正幸)、焼失前実測図面、古写真
完成サイズ:横21.5cm 奥21.5cm 高14.6cm
作成時間:15~25時間(個人差があります)
パッケージサイズ:A4
商品仕様:部品図9.5枚、組立図2.5枚、表紙1枚、全13枚
※注意:本品は切り込み加工は施してありません。

【用意するもの】
・ハサミ、カッター、カッターマット、定規、ピンセット
・接着剤(クラフト用のりや木工用ボンド)
・先のとがったもの(折り目を付けるために使用)
・爪楊枝(細かな場所に接着剤をつけるときに使用)
※メール便でポストへのお届けです。
 地域によって発送後2日から4日かかります。

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商品カテゴリ一覧 > 木工・工作・クラフトキット > ペーパークラフト > 日本の名城・戦場ジオラマ
価格別 > 1,000~2,999円
メーカー別 > ファセット
販売価格:1,980
会員価格:1,782
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